日本画家
1973(昭和48)年2月4日生まれ
いわやま・よししげ/富士宮北高在学中に美術の道を志し、富士美術研究所に通い始める。
美大受験予備校での浪人生活を経て武蔵野美術大学資格伝達デザイン学科に進学。
卒業後、美大受験予備校教師や各種デザインの仕事をしながら絵画制作を続け、
2001年に東京・銀座のギャラリーハウスにて初の個展を開催。
2003年にフランス・パリのギャラリーグランパリにて海外初個展を開催し、
2005年には1年間の製作期間を経て富士市松岡の紘神 奥の院天井画を完成させるなど活躍の場を広げ、
現在までに約2年に一度のペースで個展を開催している。
全日本仏教青年会では、世界から仏教徒が日本へ一堂に会する、素晴らしいこの機会に記念事業として世界平和の祈りを込めた「散華」を特別にご用意いたします。
散華のデザインを日本画家である岩山義重氏が描き、11月10日当会主催事業においてご祈念し、さらには9日、世界会議期間中の法要でも奉呈させていただく予定です。
数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。
来る11月5日〜9日に世界の仏教徒が一堂に会する第29回WFB世界仏教徒会議・第20回WFBY世界仏教徒青年会議日本大会(以下、世界大会)が開催されます。全日仏青では、世界大会記念事業の一環として、11月10日(土)に神奈川県横浜市鶴見区・曹洞宗大本山總持寺様を会場とし、全国大会を開催する運びとなりました。
全国大会では、今期スローガンである「慈悲の行動~日本仏教の今を世界へ~」に基づき、貧困やジェンダーなど現代社会が抱える諸問題に対し、国連で採択された国際目標である『SDGs』が目指す「持続可能な社会の実現」に向けて、仏教界を中心とする新たな枠組みを国内外へ提示してまいります。
SDGs(持続可能な開発目標)は、持続可能な世界を実現するための具体的な17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。その目標達成に向けて、日本でも政府や企業、自治体、学校、市民団体などが動き始めています。このSDGsが目指す「誰一人取り残さない」とは、我々日本の僧侶にとっても「生きているものすべてを迷いの中から救済する」(衆生済度)という大乗仏教の教えと大いに共通するものがあります。
現在、我々が直面している少子高齢化・人口減少による地方衰退や墓じまいは、檀家減少、伽藍の老朽化といった問題を引き起こしました。こうした現象は仏教界だけでなく、地方産業にとっても共通した課題です。しかし、伝統仏教が各々の風土の中で培ってきた自然と共生する智慧や、寺院を中心とした教育・文化・福祉の地域包括ケアなど、仏教界の持つ潜在力と様々な企業、団体、市民が連携することで、「持続可能な社会の実現」の新たな価値観が生まれてくるものと信じております。
つきましては、この世界大会の勝縁を機に次代へとつなぐ全日仏青の誓願に是非ともご賛同、ご協賛いただきたく存じます。
ご協賛賜りました皆様には、日本画家・岩山義重氏が特別にデザインした世界平和の祈りが込められた散華を額装し、謹呈いたします。さらには、当日の世界大会記念法要ならびに仏教音楽祭にご招待する他、当日のパンフレットや全日仏青公式ホームページへのご芳名の掲載、会場でのブース出展が可能となります。何卒ご協賛賜りますことを、伏してお願い申し上げます。
寺院で法要を巌修する時に、諸仏を供養するために花が撒かれます。これを「散華(さんげ)」といいます。
元来は蓮弁をはじめとする生花が使われましたが、
いつのころからか蓮の花弁をかたどった色紙が代用されるようになりました。
法要の際、何枚もの紙花が御堂の屋根から撒かれ、蒼天に五彩舞う情景には格別の風情があります。
また、一部の寺院では著名な画家に原画を描いていただき、記念品として使用したり販売しており、
それらを小さな美術品として収集しておられる方も少なくありません。
この度は岩山義重氏デザインの散華を額装したものをご協賛いただいた方へ進呈いたします。
全日仏青は、天台仏教青年連盟、金峯山青年僧の会、和宗仏教青年連盟、
全真言宗青年連盟、全国浄土宗青年会、融通念佛宗青年会、
臨済宗青年僧の会、全国曹洞宗青年会、全国日蓮宗青年会、
埼玉県佛教青年会、神奈川県佛教青年会、大阪府佛教青年会、
(一社)神戸青年仏教徒会、13の団体からなる団体で、
9宗派の全国青年会と4地域の仏教青年会が参加加盟しています。
また、全日仏青は
ALL JAPAN YOUNG BUDDHISTASSOCIATION
(JYBA)として世界仏教徒青年連盟WFBY唯一の日本センターでもあり、
全世界の仏教徒と交流を深めつつ、仏教文化の宣揚と世界平和の進展に
寄与することを目指しています。